今年1月に父が倒れて、
その後は介護疲れもあり母の調子も悪くなり、
一人娘の私はどっぷり家族の介護という状況になったわけですが・・・
実は頭の中では理解できているつもりでも
この状況を受け入れられていなかったところもあったのです。
介護ってその状況になってみないと分からないと思うのだけど、
今までの人間関係が疎遠になり、
なんとなく、孤独感にさいなまれて
気晴らしにどこかに行ってもなんとなく鬱々とした気分に
なっていたりするのです。
テレビなどでも周りに仲間を作って・・とか、
人に悩みを打ち明けて、とか人の助けを借りて・・・とか、
いろいろ言っていたりしますが、
慌ただしくしていると、
悩みを打ち明けるエネルギーすらなくなるし、
ましてや、そう言う状況になっていない人に
打ち明けたって、なんの心の解放にもならないわけで・・^^
みなさんが、
美味しいものを食べたり、
すてきなお洋服を購入したり
楽しいアクティビティをしたりするのを
日々ブログで読ませていただきながら
なんで、わたしの生活はこうなっちゃったのかなぁ〜なんて
心のどこかで思っていたわけです。
でもね、昨日実家の窓際で暖かい日射しを浴びながら、
両親と1ヶ月分のお薬を飲み間違いのないようにセットしているときに、
ふと、急にこういう時間が大切に思えてきてきたのでした。
その時の感覚は
「心の中に詰まっていたモノがストンと落ちた」
と表すのがぴったり。
(アイスがガマンできなくて外側のカップを舐めちゃうザジちゃん)
幸いにも寝たきりではないし、
いろいろなことが出来なくなっているけど、
日常の基本的なことはできていることを考えれば、
私なんか、まだまだラクさせてもらっている方。
自分の気持ちに迷いがなくなったら
急に周りが見えてきてかえってかねてから自分のやってみたいことも
明確になってきた感じ。
たぶん、私自身の心の峠を乗り越えたかも・・・。
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